修士一年夏休み23日目

9/1(木) 晴れのち雨

8時あたりで起きた。今日は午後のバイトは休みをもらっていたので一日中ゴロゴロしてた。数学したりyoutubeみたり。犬と一緒の部屋で冷房をつけてダラダラするのが楽しくてやってしまう。こういう状態になってから落ち着いて横になっているからこそ出来ることだった。今までは色んなところを歩いたり玄関に寝っ転がってたりだったからこうやって一つの部屋でゆっくりすることができなかったから。

数学はちょっと進んで章が終わった。正則関数の層についての話をp-liquid vector spaceの枠組みで考えるためにテンソル積の計算とかをやった。こういう計算として具体例があるのでなんとなく実感が湧いてきた。テンソル積の計算もそこまで突飛なものではなくてそうなってほしいみたいなことが続いてるし。それを使って逆極限との可換性とかを示せた。完備化との可換性をちょっと前に使っていて、今回はある特殊な場合について考えていて、やっぱりそういう可換性の考察は大事なんだということを再認識した。

そんな感じで数学とかしてた。犬の調子は一日ごとに出来ることが減っていく感じなので寂しい。もうおそらく一人で立ち上がることはできなさそう。手を貸しながら起こしたあとに少し自力で歩けるけどふらふらしてる感じ。一歩が出ないような感じの動きもしている。まだ歩いてるし水も飲んでるしそういうところは大丈夫なんだけど。今までできなかった一緒の部屋でゆっくりするということはできてるけどそれでもやっぱり元気がなくなっていっているのはとても悲しい。ご飯ももう食べてないのでもしかしたらあと少しになっているのかもしれない。カレンダーを見直したら症状が出てからまだ二週間も経ってないのに。時間の流れる速さが同じじゃないということだろうか。でも少し前の状態を見ているより今の状態を見ている方が落ち着いて一緒に居れる。少し前は今後どうなるかわからないという状態だったけど今はもう来るべき時が来るのを待つだけになってしまっているし。来るべきときにどういう気持ちになるかわからないから具体的に想像できず、それゆえになんとなく感覚が麻痺しているのかもしれない。

バイトから帰ってきたときに頭をなでてもらいに来てたこととかコロナのときに一緒に家にずっといた事とかそういうのを思い出す。そういうのを思い出すのが辛いというようにはならないようにしたい。楽しかったことに間違いはないんだし。

なんか今日は特に湿っぽい。また明日も今日みたいに一緒に留守番をしていようかとおもう。楽しみ。もう少ししたら寝ることとして今日の日記はここまで。