修士一年3Q45日目

11/16(水) 晴れ

今日は一度6時半くらいに目が覚めたけどまた寝て、目覚ましで7時に起きた。もう発表もないのでとても気が楽。準備もそこそこに阪大に向かった。少し早かったからか一番乗りだった。

昨日とはまた異なり、今日は結構具体的な可換環に対する話題が多かったように思う。2変数多項式環だとか、ある不変式環だとか特定の多項式だとか。夜ご飯を食べてるときに思ったけど、可換環論はやっぱりある種の具体的な環がどういう性質を持つのかを示していることが多そうで、あまり松村可換環論などの一般論をやっている人はいなさそうで、更には射を見るのは数論っぽい議論なのかもしれないと思った。ある特定の環ではなくて環の間の射の性質とかを使って、例えばetale siteみたいなことを考えることで理論を作るのを数論はやりがちだと思った。そう考えると確かに自分がやっているような可換環論は既存のものとはもうすでに変わってしまっている気がしてくる。

まあ何はともあれまた一日発表を聞いた。途中いろいろな人と話してこれからの予定とかを考えていた。いいタイミングなので放置している論文の続きを読んだりあとは遠くに見えていた大きな山とも言うべき論文にそろそろ手を付け始める頃かもしれない。今自分で書いている論文の応用先を先に見つけるべきかもしれないけど。とりあえず家に帰ったら途中で放置している論文の続きをやろうと思っている。結局この論文を途中まででもちゃんと読んでいたのが今に生きているから読み切ることが大事なはず。

夜は折角なので道頓堀に行った。グリコの看板が想像していたより電子的で近代的だったのが驚きだった。ものすごく混んでいたわけではないけど結構人が多かった。またお好み焼きを食べて、更には食べてなかったたこ焼きとか串カツとか食べて満足した。

それでホテルに戻ってきて、昨日ちゃんと答えた気分になれなくて今日また改めて話に行ってきたこととかを思い出していた。結局今のも何らかに応用ができたほうが良くて、それはやっぱり今の力量だと少しまだわかっていない。一番理想的な結果というのはあるけどそこに近づける方法は今やっている自分の方法では少しむずかしい気もするし。とりあえず簡単な場合を扱ってみるという気持ち。それとは別にちょっと質問されたことを考えたことがなかったので考えてみたい。almostの類似がまた上手いことできているのかというものだけどいい感じの難易度な気がする。すぐにはわからないけどまた色々考えておいてみたい。

明日はついに帰宅する。まだ研究集会は金曜日まであるけど明日で自分たちはおしまいになる。午後の講演を聞いてからそのまま帰宅するけど結構遅くになりそうな気もしてきた。時間に余裕を持って帰宅できたら良い。そういうことでまた明日も寝坊しないようにそこそこの時間に寝ることにする。