修士一年春休み23日目

3/5(日)  晴れ

7時に起きた。今日から北海道で研究集会に参加することになっているのでまずは羽田空港に向かって家を出た。大体8時すぎにでてから電車にずっと乗って着いたのが10時すぎ頃。また全然時間あるし余裕だった。搭乗券の半券が事務作業に必要らしいんだけどそれをもらうのにちょっと手間取ったくらい。手間取ったというかまあ普通に係の人に頼めば普通に発行してもらえた。

それで飛行機に乗った。前に乗ったのは高2のころの修学旅行だと思うんだけどその時よりもなんかハイテクだった気がする。機内の音もうるさくなかったし、あんまり見なかったけど座席の前にミニテレビみたいなのもくっついてた。それでずっと機外カメラを見てた。途中寝てたら機内サービスを取りそこねるところで危なかった。まあ飲み物だけだし別にいいっちゃいいんだけど。

問題なく北海道の地を踏んだ。そこから割りと長めに電車に乗って札幌駅に行った。北大も泊まる場所も目の前で便利。というか碁盤目状の街は好きかもしれない。

北海道は寒いと思ってたけど今日は風が殆どなくて、気温が低いだけだったので自分としてはそこまで寒すぎるわけではなかった気がしてきた。寒いというか空気が冷たいという感じ。

それでチェックインしてから明日からの予定をちょっと確認してた。朝が少し早いからそのためにご飯を買いに行って、その後は夜ご飯を食べに行った。今日は一人で行った。まあそんなに遠くまで行かないし気楽なものだった。少し時間が早かったから一回北大の中を散策してた。雪がありえないくらい積もったままでびっくり。そりゃバイクも自転車もいないわけだ。

それで少し歩いてからラーメンを食べに行った。明日から疲れたり時間がそもそもなかったりするかもしれないと思って色々回った。ラーメンは北海道ラーメンというのは味噌だろうという多分合ってると思うけど確証のない確信の元、味噌ラーメンを食べに行った。めちゃくちゃ美味しかった。結構しょっぱい感じがした。チャーハンも美味しかったしとても満足。お腹いっぱいだったけど日記を書いている夜中になるともうなんかまた食べたいと思えるくらいだった。

その後はまたフラフラ散策していた。こういう旅行先での目的のない散策は結構好きかもしれない。すすきのが割りと近いらしくて行こうかと思ったけどその途中の時計台で満足して帰ってきた。

帰ってきてからは飛行機に乗る前にちょっと聞いた話をまとめつつ数学をしてた。一度離れた論文だった分、逆にアイデアというか他との繋がりが分かってきた感じはある。

そういうことで日記を書いて明日に備えている。ところで今回は太宰治の正義と微笑を読むつもりで持ってきてて少しずつ読んでいる。有名な文章が割と最初の方に出てきてたし、しかもそもそも話の流れが結構おもしろい。明るいだけじゃないというかどうも人間失格の語り手の別の世界線みたいな感じで読んでいる。まあ書かれた時期的には逆なんだけど。日記形式だからこそ明るい面しか見えてこないというのはあるかもしれない。他にも何冊が持ってきたけどこの感じだと正義と微笑も読み終わらないかもしれないまあそれならそれでもいい。

少し早いけどちょっと眠くなってきたのでまた少し数学をやってから明日の朝に備えて寝ようと思う。とりあえず、大満足の北海道一日目だった。